(大学1年生)
先生、セキュリティソフトが数多く販売されていますが、その販売している会社はどう評価したらいいのですか?
いろんな考え方があるので、評価軸を予め決めてみてから評価してみましょう
セキュリティソフトとは、パソコンやスマホ、タブレットなどのデバイスをサイバー攻撃から守るためのソフトウェアです。
セキュリティソフトは、さまざまな会社が開発・販売しており、
それぞれに特徴や性能が異なります。
シェア率やセキュリティ性能や評判などの基準をもとに、
代表的な10社のセキュリティソフト会社について紹介します。
セキュリティソフトの会社のランキングの基準
セキュリティソフトの会社のランキングを作成するには、どのような基準で評価するかが重要です。ここでは、以下の3つの基準を用いてランキングを作成します。
- シェア率:シェア率とは、ある市場における商品やサービスの販売量や利用者数の割合のことです。シェア率が高いということは、多くの人がその商品やサービスを選んでいるということであり、信頼性や人気度を示す指標となります。
- セキュリティ性能:セキュリティ性能とは、セキュリティソフトがどれだけウイルスやハッカーなどの脅威を検出・駆除できるかということです。セキュリティ性能が高いということは、デバイスや個人情報をより安全に保護できるということであり、効果性や満足度を示す指標となります。
- 評判:評判とは、実際にセキュリティソフトを利用した人たちの口コミやレビューなどの情報です。評判が良いということは、利用者たちがそのセキュリティソフトに対して満足しているということであり、品質や使いやすさを示す指標となります。
セキュリティソフトの会社のランキング
以上の3つの基準をもとに、代表的な10社のセキュリティソフト会社についてランキングを作成しました。以下に結果を示します。
1位:ノートンライフロック
ノートンライフロックは、アメリカに本社を置く世界最大級のセキュリティソフト会社です。ノートン(Norton)シリーズを販売しており、世界売上No.1であり、多彩なセキュリティ機能を搭載しています。Windows、Mac、Android、iOSに対応しており、ウイルスやランサムウェアの検出・駆除のほか、ファイアウォールやダークウェブモニター、VPNなどの機能も備えています。評判も高く、多くの賞を受賞しています。
2位:マカフィー
マカフィーは、アメリカに本社を置く老舗のセキュリティソフト会社です。マカフィー(McAfee)シリーズを販売しており、世界で5億人以上が利用しています。Windows、Mac、Android、iOSに対応しており、ウイルスやランサムウェアの検出・駆除のほか、ファイアウォールやVPN、パスワードマネージャーなどの機能も備えています。評判も良く、2021年のProduct of the year(その年の最優秀製品)に選ばれました。
3位:トレンドマイクロ
トレンドマイクロは、日本に本社を置く国内最大級のセキュリティソフト会社です。ウイルスバスター(VirusBuster)シリーズを販売しており、日本人向けに最適化された高い防御力と初心者に優しい使いやすさが特徴です。Windows、Mac、Android、iOSに対応しており、ウイルスやランサムウェアの検出・駆除のほか、ファイアウォールやフィッシング対策、ランサムウェア対策などの機能も備えています。評判も高く、BCNが集計している日本国内の販売ランキングでは12年連続で1位を取得しています。
4位:カスペルスキー
カスペルスキーは、ロシアに本社を置くセキュリティソフト会社です。カスペルスキー(Kaspersky)シリーズを販売しており、世界中で4億人以上が利用しています。高いウイルス検出率と軽快な動作が特徴で、Windows、Mac、Android、iOSに対応しており、ウイルスやランサムウェアの検出・駆除のほか、ファイアウォールやセキュアブラウザ、ペアレンタルコントロールなどの機能も備えています。評判も良く、多くの賞を受賞しています。
5位:ESET
ESETは、スロバキアに本社を置くセキュリティソフト会社です。ESET(エセット)シリーズを販売しており、世界中で1億人以上が利用しています。軽快な動作と豊富な機能が特徴で、Windows、Mac、Androidに対応しており、ウイルスやランサムウェアの検出・駆除のほか、ファイアウォールやホームネットワーク保護、パスワードマネージャーなどの機能も備えています。評判も高く、多くの賞を受賞しています。
6位:アバスト
アバストは、チェコに本社を置くセキュリティソフト会社です。アバスト(Avast)シリーズを販売しており、世界で4億人以上が利用しています。高度なセキュリティ機能と低価格が特徴で、Windows、Mac、Android、iOSに対応しており、ウイルスやランサムウェアの検出・駆除のほか、ファイアウォールやパスワードマネージャー、ウェブカメラ保護などの機能も備えています。評判も良く、多くの賞を受賞しています。
7位:ビットディフェンダー
ビットディフェンダーは、ルーマニアに本社を置くセキュリティソフト会社です。ビットディフェンダー(Bitdefender)シリーズを販売しており、世界で5億人以上が利用しています。高いウイルス検出率とAI技術が特徴で、Windows、Mac、Android、iOSに対応しており、ウイルスやランサムウェアの検出・駆除のほか、ファイルシュレッダーやVPNなどの機能も備えています。評判も高く、多くの賞を受賞しています。
8位:ソースネクスト
ソースネクストは、日本に本社を置くソフトウェア会社です。ZERO(ゼロ)シリーズを販売しており、ビットディフェンダー社が開発したエンジンを採用しています。高いウイルス検出率と軽快な動作が特徴で、Windowsに対応しており、ウイルスやランサムウェアの検出・駆除のほか、ファイアウォールや迷惑メール対策などの機能も備えています。価格も安く、評判も良いです。
9位:グーグル
グーグルは、アメリカに本社を置く世界最大級のインターネット企業です。グーグル(Google)シリーズを販売しており、AndroidやChrome OSなどのOSに組み込まれたセキュリティ機能を提供しています。Google Play ProtectやChromeブラウザなどがあり、ウイルスやハッカーなどの脅威を検出・駆除します。また、Google Cloud PlatformやGoogle Workspaceなどのクラウドサービスもあり、ビジネスや教育などの分野でセキュリティを強化します。
10位:マイクロソフト
マイクロソフトは、アメリカに本社を置く世界最大級のソフトウェア会社です。マイクロソフト(Microsoft)シリーズを販売しており、WindowsやXboxなどのOSやデバイスに組み込まれたセキュリティ機能を提供しています。WindowsセキュリティやXbox Liveなどがあり、ウイルスやハッカーなどの脅威を検出・駆除します。また、Microsoft AzureやMicrosoft 365などのクラウドサービスもあり、ビジネスや教育などの分野でセキュリティを強化します。
まとめ
この記事では、セキュリティソフトの会社のランキングを紹介しました。シェア率やセキュリティ性能や評判などの基準をもとに、代表的な10社のセキュリティソフト会社についてランキングを作成しました。それぞれに特徴や価格が異なるため、自分のデバイスやニーズに合わせて選ぶことが大切です。
コメント